就職活動に役立つまとめ
社会にでた大人でもこの言葉の意味を詳しく説明できる方は少ないですが、皆さんは不動産という言葉をご存知でしょうか。不動産とは、土地とその土地に定着している物の事を指します。なので土地の上にある一戸建やマンションのような建造物、車庫や倉庫や樹木等も条件を満たせば不動産となります。ただし土地の上に建造物がある場合はそれを一つの不動産として扱うのではなく、建物と土地それぞれ別の不動産として扱います。
しかしキャンピングカーや組み立て式の物置など移動が容易にできる物は不動産ではありません。不動産登記とはこの不動産の地番や家屋番号等の所在情報そして面積や構造等の建造物の情報を公開し、その不動産を相続したり取引したりする場合にその取引する人が法律で定められているこれらの情報を閲覧して、その情報に納得した上で取引できるようにするための制度です。
この対象の不動産の様々な情報が書かれた不動産登記簿は、主に対象の不動産の面積等の物理的な情報と権利に関する情報が記載されており、権利に関する項目も所有権以外の権利、つまり抵当権等全ての権利に関する内容が記載されています。なのでこれらの不動産の状態が改築や取り壊し等で変わった場合は、必ず不動産登記を行わなければなりません。